報道によると、小中高校生の暴力事件数が年間6万件を超えて過去最高だったとか。
6万件ですから、相手が1人だとしても加害者、被害者足して12万人が関わっている事になります。
すごい数ですよね。少子化なのに・・・。
複合的な原因が色々あるのでしょうが、基本的に「我慢強さ」と「コミニュケーション能力」に、何か足りない部分があるのでは?と、感じます。
いわゆる「キレやすい」という事です。
人間ですし、まして子供ですから、腹が立つ事や、気に入らない事も数多くあるでしょう。
それをうまく表現できずに、相手に伝えられず
「爆発!」
となってしまうのかもしれません。
ある意味空手の道場で、覚えるのはこの「我慢」という部分かもしれません。
「ジッと正座して座る」
「おしゃべりしない」
「道場で遊ばない」
などの基本的なところから始まり、技をもらってしまった場合に「痛みに耐える」ことや最近では「暑さ」などもあります。
もっと長い年月の部分では一生懸命稽古して大会に出場したのに、1回戦で敗退。その挫折感から前向きな気持ちに切り替えて、努力していく事など、ある程度我慢強くなっていなければ、できません。
道場の子供達には体験を通じてこういった事も学んでもらいたと思います。
先日、最年少の白帯の子は、つい我慢できずに出してしまいました(笑)
笑顔で
「先生〇〇〇出そう! ・・・ていうか出ちゃった」
そういう場合は我慢しなくていいんですが・・・(笑)
コメントする