
空手衣の左胸に施されている刺繍「極真会」の文字は、ハワード・コリンズ著『Absolute Karate』によると「ハラ・モトキ」という書道家が書き下ろしたとされています。このようなスタイルは極真会館が先駆けとなり、以後、雨後の筍のごとく広まりました。

極真会館で使用している円形の図柄は、「観空(かんくう)マーク」と呼ばれています。格闘技界では、とても認知度の高いものとなっていますが、国際空手道連盟と国際空手道連盟極真奨学会極真会館(日本空手道極真会)のものでは、若干意匠が異ります。円の中心に拳をあしらった観空マークは、国際空手道連盟のもので、拳のない観空マークが極真会のシンボルです。
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