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はじめに

この物語はフィクション or ノンフィクションです。
読んでいる方のご想像におまかせします。
登場人物は本人に断りなく書くので、できる限りイニシャルにいたします。
ただ、明らかに特定できる場合(松井館長など)は実名で書かせていただきます。
また「先生」、「師範」、「先輩」などの敬称は、その当時の時代に呼んでいた言い方で書かせていただきます。
(その方が時代を感じると思うので)



復刻版『足跡』 --[第1回]--    「大山倍達」、「極真」、「空手バカ一代」

みなさんは、言葉を話せる様になったのがいつからかわかりますか?
ほとんどの人は、いつの間にか話せる様になっていたと思います。

「大山倍達」、「極真」、「空手バカ一代」。
この3つの言葉(といえるのかわかりませんが)を僕が知ったのも、いつ頃かわからない位幼少の頃でした。

「大山倍達」。
言わずと知れた、極真会館の創始者である大山倍達総裁の事です。
僕の少年期の最大の憧れでした。著書と写真だけでしたが、当時(小学生〜中学生)はまさに雲の上の憧れでした。

「極真」。
「好きな言葉は?」と聞かれたら、まず思いつくのが「極真」です。
歴史上の人物の残した言葉や、格言などを答える人が多いと思いますが、僕にとっては意味とかそういうのではなく「極真」です。文字の見た目やキョクシンという音の響きがたまらなく好きです。これは幼少の頃から現在、また未来に至るまで変わらないでしょう。

「空手バカ一代」。
大山総裁の半生記を描いた漫画です。
ノンフィクションの物語という事で描かれていますが、実際は真実ではないという様な意見を言う人もいます。しかし、僕にとってそんな事はどうでも良いのです。少年時代に何回読んだかわからない程、毎日の様に同じ本を読み続けていました。「空手バカ一代」を全部読んで極真や総裁に憧れない方がおかしいと思える位、よくできている漫画だと思います。

そんな少年期でしたので、格闘技をやりたい気持ちはいつもありました。
一番最初は幼稚園の頃に「合気道をやりたい」と言った記憶があります。その後はよく覚えてないのですが、剣道や近所の全空連系の空手など、いつもやりたくて親に頼んでいた様に思います。また皮肉なもので、僕の両親というのは大の格闘技嫌いでしたので、当然そんなもの習わせてもらえるわけがありませんでした。

ではどうして空手、しかも極真と出会い、始める事が出来たのか?
そのあたりから、第2回以降でお話していきます。



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